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こんにちはkuruです。
女優八千草薫さんが、2019年10月24日午前7時45分に永眠されました。
八千草薫さんは、優しいお母さんや可愛いおばぁちゃんのイメージで愛された女優さんです。
今回は、八千草薫さんの72年間の女優人生と結婚生活についてご紹介します。
八千草薫さんのプロフィール
5000RT:【訃報】八千草薫さん死去 88歳https://t.co/EWBBHkT38f pic.twitter.com/iSgSTY4Tf0
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 28, 2019
本名:谷口瞳(たにぐち ひとみ) 旧姓松田瞳(まつだ ひとみ)
生年月日:1931年1月6日 88歳(2019年10月24日逝去)
出身地:大阪府
血液型:O型
身長:154cm
所属事務所:柊企画
八千草薫さんは、2歳の時に病気で父親を亡くし母と八千草薫さんの2人家族です。
母親は仕事をするために、八千草薫さんを親戚の家に預けて、1週間に数回会いに来てくれていたそんな幼少期を過ごしました。
小学2年生の時に体調を壊して、祖父母に預けられ学校も行けず3か月ほど療養していたそうです。
八千草薫さんが、10歳の時に戦争が始まり自宅が空襲で焼けました。
「戦争は、夢を剥ぎ取っていった」と聖水高等女学校に通っていた朗読会で発表していた八千草薫さんは、新聞広告で見た宝塚音楽学校の生徒募集を見て華やかな世界に憧れました。
宝塚歌劇団音楽学校に応募する時には、反対していた母親も合格すると応援してくれたそうです。
1952年「源氏物語」の初演で人気を博したちまちトップスターになりました。
1957年5月31日で退団してからも、「お嫁さんにしたい有名人」で1位になるなど人気女優として活躍しました。
ドラマ・映画・舞台など多くの作品に出演し続け、最近では「日本のお母さん」や「可愛いおばぁちゃん」として若い世代から年配の方まで愛された女優さんです。
戦後初の宝ジェンヌ
八千草薫さん宝塚娘役時代のお写真
和物は「源氏物語」で若紫(のちの紫の上)を演じられた時のもの。光源氏は春日野八千代さま。美しいお二人。 pic.twitter.com/ZL3yuo7PlZ
— 浮橋 (@_ukihasi) October 28, 2019
1952年の初演「源氏物語」で、若紫を演じあっという間にブレイクしました。
在団中から、映画オファーが殺到し「宮本武蔵」や「蝶々夫人」、「夏目漱石の三四郎」などに出演しました。
22歳(昭和28年頃)の八千草薫…かわいい。 pic.twitter.com/mMMcbKZqcz
— リズム&ブックス (@Rhythm_Books) September 4, 2018
八千草薫さんの最終出演公演は「みにくい家鴨の子/王春賛歌」で、1957年5月31日で退団しました。
八千草薫さんの主な出演作
アカデミー賞名誉賞受賞!映画「宮本武蔵」
映画「宮本武蔵」では、武蔵と恋仲の相手お通役を八千草薫さんが演じました。
この映画は、邦画配収ランキング7位の大ヒットで第28回アカデミー賞名誉賞を受賞しました。
天然キャラな貴婦人役で出演!ドラマ「執事西園寺の名推理」
🌟いよいよ今夜8時🌟
「#執事西園寺の名推理」最終回‼️先日クランクアップを迎えた、“伊集院家”レギュラー出演者は、
スタッフからの拍手に包まれる中、晴れやかな表情で写真撮影😊#上川隆也 #八千草薫 #岡本玲 #浅利陽介 #池谷のぶえ pic.twitter.com/OHDgLeGdWZ— テレビ東京 宣伝部 (@TVTOKYO_PR) June 8, 2018
2018年4月13日〜6月8日放送
主人公の完璧な執事西園寺一を上川隆也さんが演じましました。
八千草薫さんは、夫が亡くなる前から使えている西園寺一と深い信頼関係で結びついている伊集院百合子役で出演しました。
西園寺一と伊集院百合子が殺人事件に遭遇した所から、話がスタートします。
八千草薫さんは、天然キャラで守ってあげたいオーラ全開の貴婦人役を演じています。
療養後の復帰作!舞台「黄昏」
八千草薫主演のアーネスト・トンプソン「黄昏」再び、演出は鵜山仁 #八千草薫 #朝海ひかる #松村雄基 #若山耀人 #伊藤裕一 #村井國夫 https://t.co/Urn8snQIjm pic.twitter.com/eNXpsuE4kL
— ステージナタリー (@stage_natalie) March 13, 2018
2018年8月10日~9月6日公演
世界各地で上演され続けている名作戯曲で、八千草薫さんは2003年・2006年と主演のエクセル役を務め、12年ぶりの舞台でした。
八千草薫さん最後のドラマ出演「やすらぎの刻〜道」
テレビ朝日/2019年4月8日〜2020年3月27日放送
テレビ朝日開局60周年記念作品で、倉本聰さんの脚本ドラマです。
八千草薫さんは、姫と呼ばれた今は亡き大スター九条摂子役を演じました。
当初は、摂子役としの役の2役務める予定でしたが、療養のためしの役を降板しています。
八千草薫さんの女優としての生き方
映画やテレビでかれんでひたむきな日本女性の役などを演じ、幅広い世代に親しまれた女優の #八千草薫 さんが、膵臓がんのため亡くなりました。88歳でした。
🔽ニュースの詳細はこちらhttps://t.co/evrGxaxW89#nhk #ニュースウオッチ9 pic.twitter.com/AspNDI5tDA
— ニュースウオッチ9 (@nhk_nw9) October 28, 2019
八千草薫さんは、「女優は身体1つで表に出る仕事。だから怠けるとしそれが出てしまう。」「よく舞台の上で死ねたら本望だ。と言われる方もいますが、好きな仕事だからこそ迷惑をかけたくない。」と語っていました。
若い頃は2~3時間、入院する前までは1時間歩いたり80歳過ぎても筋トレをするなど1つ1つの役に対してもストイックに取り組んでいました。
自分が演じる役柄については、やらせて頂く役もお断りする役も感覚で選ばれていたそうで、八千草薫さんは「良い所も悪い所も正直に出せる役が好き。」と言われていました。
八千草薫さんの結婚
八千草薫さんは、26歳の時に映画監督の谷口千吉さんと結婚しました。
映画「乱菊物語」で2人は出会いました。
記事によると1957年7月21日に挙式を挙げました。
谷口千吉さんは、結婚が3度目だったという事で周囲に反対され、1度は別れを告げに行ったそうですが結婚したそうです。
谷口千吉さんのプロフィール
本名:谷口千吉(たにぐち せんきち)
生年月日:明治45年2月19日 95歳永眠(平成19年10月29日死去)
出身地:東京都
主な監督作品:銀嶺の果て(監督デビュー作品)・ジャコ万と鉄・潮騒・やま猫作戦・国際秘密警察 鍵の鍵・国際秘密警察 絶体絶命・アサンテ サーナなど
谷口千吉さんと八千草薫さんの秘話
完璧主義だった八千草薫さんは、家庭と女優業の両立に悩んでいたそうです。
その時夫の谷口千吉さんから、「いいかげんに生きなさい。」と言われたそうです。
「いいかげん」とは良い加減という意味で、その言葉で力を抜いてやっていこうと思ったそうです。
ご主人と一緒にいるとリラックスが出来て、価値観が合っていたからケンカもほとんどした事がないそうです。
友人の宝田明さんに「主人はワガママで可愛い坊やみたい。」と話していたそうです。
ご主人の谷口千吉さんが95歳で亡くなるまで、50年連れ添いました。
「いいかげんに生きなさい」という言葉のエピソードは、生きていくうえで大切でこの言葉でふっと肩の力が抜けるような気がしました。
「いいかげん」=「よいかげん」は素敵な言葉ですよね!
八千草薫さん病気との闘い
2017年に乳がんが判りましたが、小さながんで早期発見だった事で、比較的に軽い手術で、その日の内に帰宅したそうです。
しかし同じ年の12月にすい臓がんと診断されました。
この時の心境を「とうとう来たんだ」という感覚で、ショックを受けずに現実を受け入れる事が出来たそうです。
2018年の1月に、全摘出手術を受けました。
この時も「歩きゃないけない」と」入院中リハビリを毎日したそうです。
退院後は、2018年の8月舞台「黄昏」で、主演を務め20公演以上をこなし復帰を果たします。
この時も愛犬と1時間ほど散歩をしていたそうです。
2019年1月に肝臓に転移したことが判り、ドラマ「やすらぎの刻~道」を降板しました。
女優人生で、自身の病気での初めての降板には、さすがに落ち込んだそうです。
最後の公の場になったイベント
千葉県長南町で、森の墓苑イベントに参加してきました。
日本生態系協会理事の八千草薫さんもご一緒でした。八千草さんはもう少し涼しいといいと、おっしゃってましたが、確かに今日は記録的な暑さでした。#森の墓苑 pic.twitter.com/yWsyo0jOPA— 森田 正光 (@wm_morita) May 26, 2019
2019年2月9日にガンを公表してから初の公の場に登場しました。
この時は、抗がん剤治療を終えて体調も良かったそうです。
役者仲間や後輩達からの哀悼コメント
倉本聰さん
【倉本聰氏 永遠のマドンナ悼む】https://t.co/KKFYj8tOUI
女優の八千草薫さんが死去したことを受け、半世紀にわたり親交のあった脚本家、倉本聰氏が取材に応じた。「僕らの世代にとって、八千草さんは美しく、永遠のマドンナでした」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 28, 2019
佐藤利明さん(娯楽映画研究家)
八千草薫さんと2009年に衛星劇場で、対談した時の写真です。
いつまでも美しく、可憐で、素敵な方でした。悲しい… pic.twitter.com/93mi88itxw
— 佐藤利明(娯楽映画研究家) (@toshiakis) October 28, 2019
石坂浩二さん
石坂浩二、八千草薫さんは「憧れの人」「もう少しご一緒したかった」涙をこらえ追悼 https://t.co/v1XdoOZFjY
— オリコンミュージックストア (@orimusic_store) October 28, 2019
上川隆也さん
御一緒出来たのは ほんの束の間でしたが、心から幸せな時間でした。
『西園寺』と呼ぶ声は、これからも私の耳の中で響き続けるのでしょう。
心安らかにお休み下さい、奥様。
(上川隆也)— 上川隆也 STAFF (@Kamikawa_STAFF) October 28, 2019
椎名桔平さん
土屋太鳳さん
俳優仲間や監督の追悼コメントをご紹介しました。
ここに紹介できなかった俳優仲間や後輩たちも沢山コメントを出しています。
八千草薫さんについて、「憧れていた」「外柔内剛(がいじゅうないごう)の方で、真がしっかりしていて、触るとこわれそうな可憐な方」と話をされていました。
ご近所の方とも親しくされ、14年来のお手伝いさんにたいしても「いつも優しく朗らかな方」だったそうです。
お亡くなりになる前日までお元気で、お手伝いさんが作ったご飯を食べ「来年のオリンピックまで頑張らなきゃね。」と話したり、愛犬のベルちゃんの事をずっと心配していたそうです。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
今回は八千草薫さんについてご紹介しました。
八千草薫さんが、ドラマ「逃亡者」で田原俊彦さんのお母さん役をされている時の印象が未だに残っていて、それからずっとやさしいお母さんのイメージが強く、最近では温かいおばぁちゃんとして作品を見ていました。
お亡くなりになったとニュースで聞き、またガンで闘病されたことをしり驚きました。
可憐で品があり、しっかりとした真のある女性で、憧れていた方も多いと思います。
八千草薫さんが番組に出演しているのを見ていると温かい気持ちにさせて頂くことが多かったです。
八千草薫さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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