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2019年10月から始まるドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」。

今回で6期目の放送となり、テレビ朝日の看板番組になりつつあります。

このドラマの脚本を手掛けているのが、中園ミホさん。

主に、テレビドラマの脚本をメインにしており、中には皆さんも知っているようなドラマも手掛けています。

今回は中園ミホさんの経歴、家族、作品についてまとめてみました。

中園ミホプロフィール

 

名前:中園ミホ(なかぞのみほ)

本名:中園美保(読みかた同じ)

生年月日:1959年7月16日

年齢:61歳(2019年10月時点)

出身地:東京都中野区

血液型:B型

職業:脚本家

経歴

 

中園ミホさんは、10歳で父親を亡くし、19歳で母親を亡くすと言う波乱万丈な青年期を送っています。

しかし、両親が中園ミホさんと姉の大学卒業までの学費や生活費を残してくれていたため、生活には困らなかったようです。

身内の不幸もありましたが、高校は日本大学第二高校を卒業後、日本大学芸術学部(通称:日芸)に進学。

日芸と言えば、人気の学部なので、中園ミホさんはけっこう優秀だったのかもしれませんね。

おそらく内部進学だとは思いますが、日本大学は全国1位の学生数を誇る大学ですが、附属高校は23校もあるそうなので、推薦ポストの争いはけっこう厳しいかもしれませんね。

大学卒業後は広告代理店に入社しますが、わずか1年3ヵ月で退職しています。

広告代理店って高給取りなイメージがありますが、体育会系な上下関係だとか、残業が多かったりと職場環境としてはけっこうキツイとも言われています。

退職理由については分かっていませんが、どうやら就職活動がうまくいかず、コネで事務員として入社したと言われています。

しかし、FAXが使えなかったことから、事務員に向いていないと会社を辞めてしまったようです。

占い師に転職

 

引用元:株式会社CAM(中園ミホ監修オリジナル占いサイト)

中園ミホさんは広告代理店を辞め、24歳で占い師(四柱推命)に転職しています。

※四柱推命(しちょうすいめい)は、中国で陰陽五行説を元にして生まれた人の命運を推察する方法。

占い師になった理由について中園ミホさんは、

広告代理店を退職した私にとって、
生きる術は占いしかなくて。

以前から、日本占術協会に登録していたこともあって、
24歳のとき、ある女性占い師の先生の、
助手みたいな形で、占いの仕事に就きました。

占い師時代に経験したことは、
脚本家になって、人物を描くうえで、
とてもプラスになったと思います。

と占い師の先生との出会いが、転機になったと後に語っています。

失恋がきっかけで脚本家に転身


中園ミホさんは、失恋がきっかけで脚本家に転身したそうです。

元々、テレビドラマが好きだった中園ミホさんですが、知り合いの脚本家と飲みに行った時に、ある男性を紹介されたそうです。

中園ミホさんはその男性(脚本家)に一目ぼれしたそうで、気持ちが抑えられない中園ミホさんは男性がホテルにこもって脚本を書いているのを知ると、ロビーで待っていたりと、今で言うとストーカーのようなことをしてしまったそうです。

しかし、ある日、男性の方から「これ以上付きまとうな。警察を呼ぶぞ」と言われ、泣く泣くその男性のことを諦めざるを得ませんでした。

本来はそれで終わってしまうことが多いですが、中園ミホさんは「そうだ、私が脚本家になれば、あの人とまた会うことができる」と考え、脚本家に転身されたそうです。

家族(息子)について


中園ミホさんは34歳の時に、息子さんを出産しています。

お名前は中園周作(しゅうさく)さん。

息子さんを出産した時に、「家で子供を育てながら続けられるのは脚本家しかない」と覚悟を決めたと言います。

情報が多くはありませんが、2015年の時点で22歳で大学生(慶応大学)と書かれていましたが、現在は卒業されているはずです。

特に芸能活動をされている形跡はないので、一般人として仕事をしている可能性が高いですね。

実は中園ミホさんは、シングルマザーで出産されているので、息子さんの父親については分かっていないそうです。

なので、結婚していないので、未婚の母として女で一つで息子さんを育ててきたようです。

しかし、当時、恋愛感情を持っていた脚本家がいたとも言われていまので、その人が父親なのかもしれません。(先に出てきたストーカーを警告された男性とは違うと思われます)

シングルマザーを選んだことについて、中園ミホさんは、「シングルマザーの道を選んで良かった」と肯定的に捉えています。

こういった人生経験が大ヒットドラマを作る上で、役に立ったのかもしれませんね。

作品は?


中園ミホさんは、皆さんが知っているようなドラマの脚本を務めていたりします。

その辺りを一部ですが、まとめてみました。

①やまとなでしこ(2000年)

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客室乗務員の神野桜子(松嶋菜々子さん)は幼少期に貧乏だったことから、玉の輿に乗ることが目標。しかし、お金持ちの男性を求め続け合コン三昧。そんな時、貧乏な男性:中原欧介(堤真一さん)と知り合います。

中原欧介は神野桜子に一目ぼれし、自身を金持ちの医者と偽り、付き合ってしまいますが、「お金で買えないものを見つける」までの神野桜子の本当の恋を描いたラブストリーです。

このドラマは視聴率は30%を突破し、松嶋菜々子さんの代表作となりました。

②ハケンの品格(2007年)

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スーパー派遣社員で特Aランクの評価を受ける大前春子(篠原涼子さん)が、 相手が正社員や役職者でも意見を言い、命令には従わないと、当時の派遣社員や会社の在り方に、問題提起したドラマでした。

中園ミホさんはこの作品を書くにあたり、実際に数多くの派遣社員の人に取材をされたそうです。

「お前な~」と言われたら、「大前春子です」と言う、篠原涼子さんと正社員役の大泉洋さんのやりとりが面白かったですね。

➂ドクターX〜外科医・大門未知子〜(2012年~2016年、2019年)

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「私失敗しないので」のセリフでお馴染みのフリーランスのドクター:大門未知子(米倉涼子さん)の活躍を描ていています。
実は、「私失敗しないので」のセリフのモデルは、元柔道女子金メダリストの松本薫さんが、インタビューで「私ミスしないので」と答えたことがきっかけでした。
これを偶然、中園ミホさんがテレビで見て、米倉涼子さんにそれを言わせてみたら、けっこうハマったそうです。
実は2017年に放送された第5期だけは、中園ミホさんが脚本を担当していません。(それ以外は全て中園ミホさんが脚本を担当)
これは、同時期に中園ミホさんが大河ドラマ「西郷どん」の脚本をしており、時期が被ってしまったからだそうです。
2019年10月から始まる第6期は、中園ミホさんが脚本を担当しています。

④西郷どん(2018年、NHK大河ドラマ)

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明治維新の立役者の一人、西郷隆盛を女の視点で描き、勇気と実行力で時代を切り開いた「愛に溢れたリーダー」として描いています。(原作が林真理子さん、脚本が中園ミホさん)

いっそのこと、女性人物を主人公にした方が良かったのではとも思いましたが、大河ドラマもネタ切れ感がありますね。

まとめ


ここには書ききれませんが、他にも有名ドラマの脚本を描いている中園ミホさん。

これからはどんなドラマを作ってくれるのか、非常に楽しみでもあります。

中園ミホさんは、自身の考えや体験と、それを実際に取材することが、ヒットドラマを書ける秘訣なのかもしれませんね。

以上、ここまでお付き合いありがとうございました。

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