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プロ野球選手を目指す球児の運命が決まる日が「プロ野球ドラフト会議」(今年は10月17日開催)です。
奥川恭伸投手(甲子園準優勝)、佐々木朗希投手(高校最速163㎞)の高校生2人と、森下暢仁投手(大学No1)の1位指名が有力視されていますが、社会人にも注目選手がいます。
それが河野竜生投手(JFE西日本)です。
今はあまり注目度はあまり高くありませんが、即戦力候補なのであえてまとめてみました。
※追記、河野竜生投手は、北海道日本ハムファイターズ(外れ1位指名)が交渉権を獲得しました。
河野竜生プロフィール
狩野恵輔の河野インタビューその1 pic.twitter.com/3dsfShxcRU
— かにみそくまねこ (@kumanekopochi) 2019年10月5日
名前:河野竜生(かわのりゅうせい)
生年月日:1998年5月30日
年齢:21歳(2019年10月時点)
出身地:徳島県
身長:174㎝
体重:72㎏
ポジション:投手
投打:左投げ左打ち
経歴①(高校まで)
狩野恵輔の河野チェックポイント pic.twitter.com/eMlZiPRJqr
— かにみそくまねこ (@kumanekopochi) 2019年10月5日
河野竜生投手は、徳島県鳴門市立林崎小学校の時に、林崎スポーツ少年団野球部で野球を始めました。
鳴門市第二中学校では軟式野球部に所属。
その後、鳴門高校に進学後は、1年生夏から、選手権地区予選優勝に大きく貢献し、甲子園でも登板しますが、初戦で敗退。
その後、1年生の秋からは背番号「1」を背負い、エースになります。
2年生の夏も、地区予選で優勝し、甲子園に出場しますが、この時も初戦で敗退。
3年生の夏も、地区予選で優勝し、3年連続甲子園に出場。(これはけっこう凄いことなんです)
そして初戦に先発し、2失点の完投で、念願の甲子園初勝利を上げました。
この登板で、河野竜生投手は3年連続夏の甲子園登板という史上5人目の快挙を達成しています。
その後も好投をし、チームもベスト8まで勝ち進みました。
高校時代も最速145㎞の左腕として注目されましたが、プロ志望届は出さず、社会人野球のJFE西日本に就職しています。
経歴②(高校卒業後)
ドラフト会議2018上位候補左腕のJFE河野が始動 都市対抗制覇とプロ入りを目標に https://t.co/sIJhj85SNd #野球 #yakyu #スポーツ報知
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— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2019年1月7日
河野竜生投手は、JFE西日本に就職後、1年目から公式戦に出場。
その年の7月には、社会人野球のメインイベントでもある都市対抗野球大会(補強選手)にも出場。
2年目にも都市対抗に先発・リリーフとして2試合に登板し、2勝を挙げています。
11月の日本選手権では3先発で3完投(すべての試合で完投)、防御率0.33という素晴らしい成績で、敢闘賞を受賞。
その後、社会人選抜として台湾ウインターリーグに出場し、安定した投球を見せています。
今年、プロ志望届を提出し、ドラフト指名上位候補としてプロ球団から注目されています。
投球スタイルは?
#社会人野球 #JABA中国地区ベストナイン
投手:河野竜生(JFE西日本)※他に最優秀選手と特別表彰
捕手:根岸太朗(伯和ビクトリーズ)
一塁手:橋本拓也(JFE西日本)
二塁手:北川平剛(シティライト岡山) pic.twitter.com/NZuI4a252j— 足立 苦行僧 成己 (@kugyousou) 2018年12月12日
河野竜生投手の持ち球は、ストレート、スライダー、カーブ、フォークで、ストレートは最速149㎞で空振りも取れます。
左投手で150㎞近いストレートって右投手よりも早く感じるんですよね。
変化球はどの球種でもカウントや空振りが取れるので、これという決め球はありませんが、全体的な完成度はかなり高いです。
制球力(コントロール)も良く、四死球(フォアボール)で自滅することも少ないでしょう。
また投球時のテイクバックが小さいことから、打者に打ちづらさを与えるという特徴もあり、現役のプロ野球選手だと和田毅投手(ソフトバンク)に近いところがあります。
どの球団が動くか?
今回のドラフトは奥川投手、佐々木投手の高校生2人と、大学生の森下投手で1位指名が重複すると予想されていますが、競合を嫌う球団が河野竜生投手を1位指名にして、獲得に動く可能性があります。
重複が予想される奥川、佐々木、森下投手は右投手ですが、河野竜生投手は左投手という大きな違いがります。
左投手を欲しがる球団はけっこう多いですからね。
では具体的に獲得に動く球団はどこなのでしょうか?
①中日
ドラゴンズは本日、全日程を終了しました。残念ながら勝利することはできませんでしたが、ファンの皆様のご声援に感謝致します。
この悔しさを胸に、明日からまた頑張ってまいります。今シーズンご声援ありがとうございました!! pic.twitter.com/d3oNsLTFqs— 中日ドラゴンズ公式 (@DragonsOfficial) 2019年9月30日
中日は、当初のスカウト会議で1位指名を「奥川、佐々木、森下」の3人と発表していましたが、これに河野竜生投手を追加し、4人と変更しています。
本命は奥川投手(もしくは森下投手)あたりを1位指名し、抽選を外したら河野竜生投手という流れかもしれません。
それか競合を嫌い、最初から河野竜生投手を1位指名にする可能性もあります。(一巡目だと単独で獲得できそうな気がします)
去年のドラフト会議では根尾昂選手(当時:大阪桐蔭高校)を4球団競合で与田監督がくじを当てて獲得しましたが、今年はどういう戦略でいくのか注目です。
②オリックス
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オリックスですが、2017年のドラフト会議で田嶋大樹投手(当時:JR東日本)の獲得に成功。
田嶋投手は、ルーキーイヤーの2018年に先発ローテーションに加わり、6勝を挙げる活躍を見せています。(2019年シーズンは調子を落としましたが)
ちなみに田嶋投手ですが、アイドルグループ欅坂46のファンで、登場曲は「エキセントリック」だそうです。
推しメンは長濱ねるさんだったそうですが、卒業しちゃいましたね。(別の推しメンがいるのかは分かりませんが)
話が脱線しましたが、田嶋投手がある程度の成果を上げてくれたので、社会人出身で同じ左投手の河野竜生投手の獲得に動く可能性があります。
本命は、奥川投手あたりで抽選で外したら、河野竜生投手に行きますかね。(競合を嫌って単独指名もあるかもしれません)
ドラフト会議ってけっこう直前に監督などが、指名選手も変えたりするので当日まで分かりませんよね。
ここに書いたのは筆者の予想なので、外れる可能性も大いにありますので悪しからず。
やっぱり外れちゃいましたね。
まとめ
【18.11.4 京セラ JWEW-梅田学園】
投げてない時はただのかわいらしい少年みたいなんだけどね( ̄▽ ̄)#社会人野球#日本選手権#JFE西日本#河野竜生 pic.twitter.com/JetaVo4kMU— さなえ (@SNE_27) 2018年11月5日
河野竜生投手ですが、他の有力選手の影に隠れてあまり知られていませんが、上位指名で消える可能性が非常に高いです。
今年は投手中心のドラフトになりそうなので、その辺りも注目して見て頂ければ面白いかなと思います。
以上、ここまでお付き合いありがとうございました。
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