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プロフィール
名前 小山 健(こやま けん)
生年月日 1984年6月13日
生まれ 奈良県(三重県育ち)
兄弟 兄が2人
職業 イラストレーター、漫画家
経歴 大阪デザイナー専門学校イラストレーション学科卒(2005年)
備考 既婚者(妻は漫画にも登場する「さっちゃん」)
備考 代表作「生理ちゃん」で第23回手塚治虫文化賞短編賞受賞(2019年)
備考 実は妻の「さっちゃん」も絵描きさん
備考 ヒット作「生理ちゃん」はウェブメディア「オモコロ」に掲載されて話題となった
小山さんは、会社員時代(大阪市)に趣味でブログに描いていたマンガをきっかけにマンガやイラストを執筆するようになったそうです。
作風は、「ほんわか」、「赤裸々」、「ド直球」と言えるのではないでしょうか。
絵のタッチは、非常にポップで柔らかいんですが、自身のプライベートを描いた作品から、女性のデリケートな心情をポップに描くものや、欲望に対してドが付くストレートなものまであり、男女問わず非常に多くのファンが付いています。
「生理ちゃん」をはじめ、小山さんはどのような作品を描いているのかを調査してみました!
小山さんの作品たちが生まれるまで
小山さんは、学生のときから絵を描くことが好きだったようで、もともとイラストレーター志望だったそう。
でもなんだかあまりうまくいかず、大阪の専門学校を卒業したあとは、印刷会社でサラリーマンをやっていました。
そんな時、パソコンを買ってブログを始めた小山さん。
ブログなので文章を書いていたらしいですが、次第に漫画を描くようになり・・・気づいたらハマっていた!(笑
そして見た人たちの反応も良かったようです。
やりたいこと的にはやや不本意感はあるものの、でも漫画との相性の良さを感じ、結果的に生計を立てれるようになったわけですね。
小山さんが影響を受け、そして大好きな漫画家は桜玉吉先生だそうです。
本人もとあるインタビューで「日記漫画系の人ですごく影響を受けています」と仰っているように、確かに作風としてはとても影響を受けているのがよく分かりますね。
引用元:ねとらぼ「玉吉先生、生存確認! 漫画家・桜玉吉の貴重なインタビュー動画が公開に コミックエッセイ「日々我人間」発売記念で」
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小山さんが作品を描くうえで意識していることは、「シンプル」だそうです。
巨匠・鳥山明先生がとても好きだそうで、シンプルで白と黒が効いてるという点が非常に参考になるということみたいですね。
セリフについても、シンプルに「短く」ということを意識していると。
実家にあった詩集の山田かまちや茨木のり子の本とかを昔からよく読んでいたようで、その影響もあるのではと自己分析しています。
。
糸井重里氏に褒められる!笑
元々、1日に500アクセスくらいだったブログが、なぜかいつの間にか平均60倍のアクセス数に!
「昨年(2012年)の12月にブログに掲載した「女の人の裸をはじめて見た話」という漫画がとても好評だったようです。
内容は、文字通り、女性の裸を初めて見た学生の話。
男女問わず、「共感」がすごく多かったと。
そこで登場するのが糸井重里氏。
この作品を糸井さんが見たらしく、ツイッターで『この漫画、面白い』とつぶやいたそうです。
この時点では全く面識はなかったそうですが、「嬉しくてお礼を言わせていただきました」と小山さん。
いや、嬉しいですよね、帯のコピーとかでも糸井氏のコメントがあると「ほおおっ」ってなりますからね(笑。
結果、この「女の人の裸をはじめて見た話」が話題になったことで、小山さんの漫画のファンが急増したうえに、連載が決定し、とんとん拍子に単行本の話も来るようになったそうです。
引用元:エキサイト「アクセス60倍!話題の超新人漫画家、小山さんの「果報は寝て待て」生活」
大ヒット作「生理ちゃん」
朝日新聞でも「おおっぴらに語られることが少ないテーマに娯楽として正面から取り組んだ作品」などと紹介された『生理ちゃん』。
作者が「男性」だということで二重の驚きがここにはあるんですね。
「生理ちゃん」は月に一度、女性の元にふらりとやってくるキャラクター。
事務的に「生理パンチ」を腹部にお見舞いしたうえに、でっかい注射器で血を抜き取るという、どう見てもヒール役。
もちろんこれは、女性が生理痛に襲われる様子を表現したものですが、厳しいけど優しい言葉で女性たちに寄り添う瞬間もあるというのがポイント。
「女性は生理があるから大変だよね」ではなく、「大変なのを生理を理由にできないのが大変」ということなんだと。
ウェブメディア「オモコロ」に掲載されて話題となった本作は、累計の閲覧数はなんと800万を突破とのこと。
これを出版社が逃すはずはありませんね。
あのKADOKAWAが早速6月に書籍化。
書店での初のサイン会では、若い女性や家族連れなどがいっぱい集ったそう・・・。
「どうしてそんなに生理のことがわかるんですか」
確かに、普通にそこが謎ですよね、一体なんでそんなに分かるの?小山さんが「生理ちゃん」なの?・・・と。
実際に、生理ちゃんのようにちょうどいい距離感で接することが出来れば、一番良いのでしょうね。
「わたしのところにも生理ちゃん来ないかな・・・」という声もあるようです。
小山さんは、このあまりにも分かり過ぎている「生理」について、
「生理ちゃんに関しては男女共に、救われたって声がすごく多くて。僕は男性なので、当たり前に生理のしんどさが分からないけど、身近な女性や、仕事で出会う女性と話してなんとか描いてるって感じです。」と話しています。
ただ、1番身近な女性である妻のさっちゃんは、生理痛が全く無いため、参考ネタをもらうことが出来ないという切実な悩みも抱えているようですが(笑。
「生理ちゃん」映画化決定!
小山さんの大ヒット作「生理ちゃん」の実写映画化が決定。
2019年の11月8日からヒューマントラストシネマ渋谷ほかで順次公開されるようです。
出演者は、二階堂ふみさん、伊藤沙莉さん、岡田義徳さんほか多数。
主題歌は、かつてコラボもしたことのあるガールズバンド「the peggies」。
主演となる二階堂ふみさんは出版社の編集部勤務で、仕事もプライベートも充実した女性・米田青子役を演じるとのこと。
あの感じがどう実写化されるのかとても楽しいですよね!
妻・さっちゃんについて
小山さんの奥さん、さち子(さっちゃんとも)さんとは一体どんな方なんでしょうか。
とても気になるところですよね。
小山さんがSNSで公開してきた「ありがとう さち子」は、妻のさち子さんについて描いた日記マンガをまとめたものです。
それが2018年の11月に単行本「ありがとう さち子」として発売されたんですね。
これには、イラスト付きコラム「小山家の秘密」ほか、描き下ろしのおまけページなども収録されているようです。
ということで、気になる方はこちらを読んでみてはいかがでしょうか。
赤裸々なさち子さんを嫌というほど見れると思いますよ!(笑
それに合わせて、育児エッセイ「お父さんクエスト」もぜひ読んでみてください。
お父さんである小山さん目線で描かれるエッセイなのですが、これもまた赤裸々すぎて、堂々としょうもなくて、最高に面白いです。
実際に目の当たりにしたらたぶん怒る可能性アリですが、こうやって漫画というフィルターを通すと楽しくて仕方ないんですね。
いろいろなことがありながらひとつひとつクエストをクリアしていく健気なお父さん。
そして、巻末に収録されている妻・さち子さんのインタビューも最高です。
男目線と女目線で全然違う景色を見ているものなんだなぁ、と実感できます。
意外と奥深いエッセイでお腹いっぱい楽しめますよ。
最後に・・・
ここで挙げた以外にも、映画やバンドや製薬会社などとコラボした作品などもあります。
ちょっとした時間にフラッと気軽に読めてクスッと、そしてホンワカできる小山さんの作品にあなたもハマってみてはいかがでしょうか!
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