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2019年、まもなく開催が迫っているラグビーW杯の日本大会

みなさん、どうでしょう、関心ありますかね?

東京オリンピックを目前にした大大大イベントとして注目が高いスポーツの祭典なんですよ。

それに、まさかのオーストラリア代表として日本人女性が出場予定ということ、ご存知でしたか?

その女性選手について、今回調査してみました!

プロフィール

名前 小野麻子(おのあさこ)

生年月日 1990年4月28日

出身 東京都

身長 161cm

ポジション スクラムハーフ/フライハーフ

ラグビーの経歴

中学時代

小野さんのラグビーとしてのキャリアの一番最初は、中学生の時でした。

東京都出身のシティーガールだった小野さんは、青山学院中等部に通っており、ラグビー部で活動してました。

このころからラグビーに対する熱い思いがあった小野さん。

中学一年生の時に、強化選手募集の知らせを聞いて、応募し、練習参加選手に選ばれました。

当時のこの中学では(世間全般?)ラグビー部において女子の入部は認められていなかったということですが、2年生の時にようやく認められました。

と、同時にワセダクラブラグビースクールにも参加が決定。

まさにラグビー漬けですね。

しかし、順風満帆とはいかなったそうです。

度重なる怪我に悩まされていました。

その都度、家族や友人たちに支えられてきたんですね。

高校一年の時ですかね、この中学時代の話とともに、今後の抱負がワセダクラブ通信に語られてます。

 

『これからはこの1年半の怪我との出会いで得たものを大切にしてユースの練習、レディースの練習、スクールの練習、ラグビー部の練習にバリバリ参加して、ワセダクラブ初の女子日本代表を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!!』

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引用元:Vol.02 ラグビーと私 ワセダクラブ

 

女子日本代表を目指すと宣言していた小野さん、結果的にはオーストラリア代表になってしまっていますが、代表には変わりませんね!

中学卒業後、オーストラリアに渡る

中学でラグビー漬けの毎日を送っていた小野さん。

熱い思いは、小野さんを女子ラグビーが盛んなオーストラリアに向かわせます。

高校1年の時に、オーストラリアに行くことを決意、そして2年生の時に実際に行ってしまいます。

そしてそのまま現地の大学、クイーンズランド大学に進学しました。

ここで小野さんは、スポーツサイエンスの勉強をしつつ、現地のクラブチームでラグビーに精進する毎日。

なんと、クイーンズランド州代表として4回も出場し、キャプテンも務めていたそうです。

 


引用元:海外に渡った女子ラグビー選手 小野麻子選手インタビュー「その1」

帰国、コーチとして選手をサポートすることに

2015年、25歳となっていた小野さん、帰国しました。

なんと、選手ではなくコーチになりました!

三菱重工相模原ダイナボアーズというチームのリハビリ・ストレングス&コンディショニング・コーチという役目を任されました。

この役割は国内初だったそうです。

要は故障した選手が治療のあと、現場に復帰するためのヘルプをするということですね。

中学時代に悩まされた怪我、そしてリハビリの経験がここで仕事として生きたわけですね。

 


引用元:小野麻子さん/三菱重工相模原ダイナボアーズ

 

コーチから再び選手へ

しかし、ここでのやりがいとは別に、ふつふつと、やはり選手として活躍したいという思いがこみ上げてきました。

2016年にベルマーレ世田谷というチームにプレイヤーとして所属することになりました。

ですが、ここではなかなか出場機会がなかったそうです。

そして年をまたぐことなく、自身の選手としての活躍の場を求め、オーストラリアに再び行くことに。

現在の所属でもある、「クイーンズランド」というスーパーラグビーWのチームでプレーすることになりました。

今現在、このチームでキャプテンとして活躍しており、また州立高校の教師兼ラグビーのコーチもしています。

オーストラリア代表として

2018年のことです。

スーパーラグビーWで活躍していたことで、オーストラリア代表の監督から声がかかったそうです。

これは小野さんにとって願ってもないチャンス!!

しかし、日本人である小野さん、オーストラリア代表となるにはある条件が。

3年以上の継続居住。

この時点では、まだこの条件をクリアできていなかったんですね。

代表選手と一緒に練習をしながらこの条件がクリアできる日を待つ小野さん。

そして、今年、2019年がその条件クリアの記念すべき年!

なんという幸運でしょう、このタイミングで行われるW杯日本大会に出られるわけですから!!

オーストラリア代表としてW杯日本大会に出場予定の日本人である小野さん。

今後、日本代表として出場することは叶いません・・・。

日本では、女性がラグビーをプレーするにはまだ環境は整備されておらず、そして試合に出る機会にも恵まれていなかった一方で、オーストラリアでは選手として認めてくれ、出場機会を多く与えてくれ、経験値を上げてさせてくれた。

迷いなんてなかったそうです。

もう目前に迫ったラグビーW杯日本大会

いろいろな選手の思い、ドラマがあるなかで、小野さんの活躍、どんなドラマになるのか・・・

楽しみにしたいですよね!

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