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流れ星を人工的に作って輝かせる。プロジェクトを進めるベンチャー企業 ALE の社長 岡島礼奈

岡島 礼奈 プロフィール

1979年2月19日生まれ、(2019年時点40才)

鳥取県出身

2003年東京大学理学部天文学科卒業
2005年東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了
2008年同博士課程修了
2008年ゴールドマン・サックス証券入社
2009年エルエス・パートナーズ株式会社設立  (30歳の時)
2011年 ALE 設立

東 京大学院在学中にReveal Laboratory(現:芸者東京エンターテイメント)を設立。ネットワークゲーム開発や、携帯組み込みアプリケーション、科学教育コンテンツづくりを 三本柱に、プログラマーの派遣を行う。その後、この会社の代表権は友人に譲り、ゴールドマン・サックス証券入社する。

経 歴を見ると超エリートでかつ、秀才のリケジョの肩書ですが、高校時代までは普通(むしろ変わっているが)の高校生だったみたいです。 進学は理系に進むつ もりだったそうで、部活も入らず、たくさん本を読んだり、友達と麻雀をしたりしていたそうです。(女子高校生で麻雀って変わってるとは思うけど)
ただ、麻雀でも勝利するため、統計や確率を考えていたそうで、この頃から理系気質だったようです。

 

「東大は日本一面白い人が集まっていると思う」

大きな転換期は「数理の翼セミナー」で宇宙物理学者の佐藤勝彦先生の授業を受けた時で興奮し、こんなに楽しい世界があるのかと思ったそうです。

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この時ワークショップでお世話をしてくれた東大のお姉さんが「東大は日本一面白い人が集まっていると思う」という言葉を聞き、絶対東大に入ろうと決意し、1浪の末、合格。

 

在学中に会社設立

大学入学後は1・2年の時は何もせず、遊んでばかり、しかし、そのころ知り合いからビジネスの誘いを受け、周りにいるプログラマーを集めさまざまな技術提供をする会社を立ち上げる。【Reveal Laboratory(現:芸者東京エンターテイメント)】 社長として組織づくりや営業にあたり、利益を出すことに成功。しかし、この時私のやりたいこと、ビジネスは違うと思い、代表権は友人に譲り、ゴールドマン・サックス証券入社。

 

リーマンショック

ゴー ルドマン・サックス証券入社。しかし、リーマンショック後、部署が下火になり1年も経たず、退職。その後、自分で会社を作ろうと友人の松野小百合さんと新 興国のビジネスコンサルを立ち上げる。中国、インド、シンガポール、タイなど現地の調査会社100社以上と提携、ビジネスインフラとなる情報の提供、進出 に関するコンサルティング、新興国におけるビジネスのプロデュースを3本柱に事業を展開

2011年、32歳の時現在のALEを設立。人工衛星から放出する【人工流れ星】を開発。現在その事業化を目指す。

2018年以降のサービス公開を目指し、4大学(東北大学、首都大学東京、神奈川工科大学、日本大学)と共に人工流れ星の技術開発に取り組む。

 

結婚 1児の母

友人の松野小百合さんと新興国のビジネスコンサル エルエス・パートナーズ株式会社設立時に大学時代から付き合っていた今の旦那さんと結婚されています。

 

ALE

ALE 公式サイト

 

夢の扉+ 2015年11月22日放送ではこの人工流れ星計画を立てているベンチャー企業として注目を浴びた。

世界の夜空彩る“人工流れ星”計画
史上初!世界の夜空を彩る“人工流れ星”プロジェクト。好きなとき、好きな場所で、星に願いを
株式会社ALE CEO/岡島礼奈さん

プロポーズや誕生日。もし、その記念の瞬間に、流れ星が流れたなら…。
そんな夢のような話を本気で進めているのが、岡島礼奈。東大出身の“リケジョ”だ。
宇宙空間を周回する人工衛星から、“流れ星のもと”となるツブを放出し、
大気圏で輝かせる。それが岡島の「人工流れ星プロジェクト」。

世界中の夜空を彩ろうという、宇宙を舞台にした史上初のこのプロジェクト。
その可能性に惹かれて、宇宙工学の専門家たちが集まり、岡島を技術面から支える。
さらに、アーティストやモデルが集い、人工流れ星の“楽しみ方”を考案する。

『無知な方が、勇敢になれる―』 壮大なロマンを科学で実現しようとする岡島。
その夢は、日本の宇宙開発を担うJAXAに持ち込まれた!
美しく輝く“人工流れ星”の誕生なるか―?

 

2019年1月18日 イプシロン打ち上げ成功…人工流れ星衛星を分離

 

ついに人工流れ星衛星が打ち上げられた。

 

宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)の固体燃料ロケット「イプシロン」4号機(全長26メートル)が2019年18日午前9時50分、鹿児島県肝付きもつき町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。搭載している企業や大学の民間衛星7基は、すべて正常に分離したことが確認され、打ち上げは成功した。イプシロンの打ち上げは2018年1月の3号機から1年ぶり。

 4号機には、人工的に流れ星を作り出す新興企業「ALEエール」(東京都)の小型衛星(縦60センチ、横60センチ、奥行き80センチ)が搭載。流れ星のもととなる特殊な粒(直径約1センチ)を400個収納している。まずは2020年春、高度約400キロ・メートルから約20個を放出する。

 粒は高速で大気圏に突入して高熱になり、まるで流れ星のように光った後、燃え尽きる。中国、四国地方の主に瀬戸内地域で観測できる予定。

 

ついに岡島礼奈さんが描いていた夢が実現しましたね。これは世界初の試み。私はこのプロジェクトを2015年に知り、そんなことが実現できるのだろうか?と思っていました。

 

岡島礼奈さんの説明によると

直径1センチほどの粒が「流れ星」になるそうで、流れ星の元となるのが、パチンコ玉とほぼ同じ直径1センチほどの粒。

宇宙空間に浮かぶ衛星から、1回5粒から20粒放出すると、大気圏との摩擦熱で燃え尽きる際に光を発し、流れ星に見えるという。

1粒あたり3秒から10秒観測できるはずです。粒の素材を工夫することで、長く観測でき、さまざまな色も出せるという。

 

ちなみにになる流れ星の価格は非公開となっているそうだが、問い合わせはすでに来ているという。

 

 

 

 

ZOZOの前澤さん、剛力さんに一つ打ち上げてみませんか?

 

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