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プロフィール

名前    廣瀬 俊朗(ひろせ としあき)
生年月日  1981年10月17日
出身    大阪府吹田市
身長    173cm
肩書    日本の元ラグビー選手(元日本代表)、俳優
愛称    Toshi

ラグビーW杯2019日本大会」開幕(2019年9月20日)がもうすぐですね。

TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(2019年7月7日~、浜畑譲役)に出演して話題となっていたラグビー元日本代表主将の廣瀬俊朗さん

そのドラマも2019年9月15日に最終回を迎えました。

最終回の視聴率は13.8%と、かなりの高視聴率となったようです。

開幕直前に廣瀬さんについて一緒に詳しくなりましょう!

廣瀬さんのラグビーのキャリアを調査することで、廣瀬さんのキャプテンとしての素質や人格を紐解いていきたいと思います。

大阪の進学校から慶應大学へ、U19代表に選出も!

廣瀬さんがラグビーに初めて触れたのは、5歳のときだったそう。

大阪出身の方なので、吹田ラグビースクールというところでラグビーを始めて以来、小学校、中学校とずっとこのスクールに在籍していたそうです。

ラグビースクールでラグビー漬けだったにも関わらず、中学時代は塾にも行っていたようです。

中学時代の塾講師であった北村慶太郎さんという方がある記事で、

「中学同士のもめごとなんかがあると、『オレちょっと行ってくる』と単身敵地に乗り込んで、ものの数分で話をまとめてくるんです」

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という廣瀬さんの人となりを表すエピソードを語っています。

すでにリーダーシップの欠片を見たような感じがしますね。

廣瀬さん、それから地元でもかなり進学校として有名な北野高校へと進学しました。

ちなみに、北野高校といえば、元弁護士で元大阪市長の橋下徹さんの出身高校として有名。

そして橋下さんもラグビー部だったので、廣瀬さんは橋下さんの後輩にあたるわけですね。

この北野高校在学時に廣瀬さん、ラグビー部で主将を務めていて、高校日本代表に選出されました。

それだけでなく、U19の代表にも選ばれたんだとか、とんでもない逸材ですね!

その後、進学校ということもあり、進んだ大学は慶応大学、凄いすぎる・・・。

結果、高校時代ですでにラグビーと学業の両立を成功させていたことになります!

大学へは、理工学部への指定校推薦で入学したうえで、ラグビー部で主将としてバリバリ活動していたんだとか。

本人は「数学が好き」と言っているみたいです、わたしは大嫌いデス(笑。

ここで一応触れておかないといけないですね・・・大学の同級生に嵐の櫻井翔さんがいたということに。

それがカミングアウトされたのはホント最近で、2019年6月12日に放送された「衝撃のアノ人に会ってみた!SP」(日本テレビ)で櫻井さんが廣瀬さんと同級生であったことを大学時代のエピソードをまじえて披露し、さらに共演したようです。

 

 

ラグビーも学業も疲れを見せることもなくタフに両立していたというとんでもない大真面目なエピソードだったみたいです。

この放送を見た人もいるのではないでしょうか。

ちなみに、櫻井さんも小学生の時に少しだけラグビーを経験していたんだとか。

そして、櫻井さんの弟さんも慶応大学のラグビー部出身!

なんかすごい関連性が見えてきてしまいましたね!

廣瀬さんの大学時代について、ラグビー部の先輩であり廣瀬さんと同じく元日本代表の野澤武史さんは、

「彼はキツいことから逃げない。チームが劣勢でも相手に流れを渡さない強さがあった」

と語っています。

カッコ良すぎてこの世の存在とは思えなくなってきています(笑。

東芝に入社、日本代表でキャプテンを経験

廣瀬さんは大学卒業後、ラグビーの名門・東芝に入社します。

つまり、「東芝ブレイブルーパス」に入団したわけですね。

なぜ就職先が東芝かというのは、当然ラグビーを続けるため、という想いがあったことは想像に難くないですね。

大学で就職活動をしていた時、ある人からとある名門企業へのスカウトがあったそうです。

それは、大学でコーチを務めていた、現・東北楽天ゴールデンイーグルス社長である立花陽三さんです。

「飲み込みが早く頭がいい。誰よりも早くから練習を始めて、誰よりも遅く終わる。明らかにほかの選手とは目つきや態度が違いました。」

立花さんはそんな廣瀬さんにゾッコンだったそうで、就職活動中に当時立花さんが勤めていたゴールドマン・サックスに誘ったそう。

ゴールドマンに入れば高年収エリートとなったことは間違いありませんが、廣瀬さんは「もう少しラグビーがしたい」と、「ブレイブルーパス」に入団するため東芝に入社したんですね。

なんでしょう・・・この完璧な人生は!(笑。

入社&入団後、廣瀬さんは2007年に初めて日本代表に選出されます。

しかし、この年に代表に選出されていながら、その後しばらくのあいだ代表から外されていた廣瀬さん。

当時の思いについて廣瀬さん本人が語っています。

「あのときは少しおごりがあったのかもしれません。周囲も『選出は間違いない』というので、百パーセントの体調で準備をしていなかった。そういう弱さを監督は見抜いていたんだと思います。」

再び日本代表となるのは、2012年まで待たないといけませんでした。

そして、日本代表のキャプテンに任命されました!

 

引用:「「勇気を与えたいと思ってプレーした」-廣瀬俊朗」

 

この時チームのヘッドコーチに就任していたエディー・ジョーンズから主将任命されたんですね。

辛酸をなめた後でのこの快挙、さすが廣瀬さんとしか言いようがありません。

そしてプライベートでは、ちょうど日本代表から遠のいていた2009年に結婚

もがいていた時期、何度も引退を考えながらも、子供も生まれ(現在は8歳の女の子と6歳の男の子)、奥さん(とても美しい一般人女性)に支えられ、励まされました。

 

引用:「スタロマ 廣瀬俊朗」

しかし、2012年に代表キャプテンに任命されたものの、2015年には解任されてしまいました。

その理由は、レギュラーの保証ができないため。

厳しいですが、それはプロの世界、当然のことなんでしょうね。

2015年といえば、W杯イングランド大会が開催された年です・・・悔しかったに違いありません。

とても落ち込んでしまった廣瀬さんですが、腐らずチームのために貢献しまくります。

出場メンバーに、代表落ちした選手や関係者からの応援メッセージをサプライズムービーとして流したんです。

出場できずとも自分にやれることをやったことで、チームは奮起し、結果日本代表は強豪南アフリカを撃破するという大躍進を遂げました!

 

引用:「 SO広瀬、陰の立役者 前主将がピッチ内外でサポート」

ラグビーを盛り上げるために廣瀬さんがしたこと

廣瀬さんは、現在サントリーに所属している小野晃征さんらとともに、ラグビー日本代表の選手を中心とした「日本ラグビーフットボール選手会」を2016年に発足させます。

日本代表をはじめとする選手の処遇改善を目的としたもののようで、日本ラグビー界初の試みだと言うことです。

さらに、廣瀬さんはトップリーグ各チームのキャプテンを集めた「キャプテン会議」というものも創立しています。

チーム間のコミュニケーションを促進して情報共有をすることを目的としており、ラグビー界の発展に貢献し、ピッチ外での社会貢献活動などに取り組んでいます。

これらは、つまるところ、廣瀬さんのキャプテンとしての資質があったからこそ、出来たことだと思います。

ラグビーライターである向風見也さんは、

「5年間代表から離れていましたが、冷静なプレーとリーダーシップは抜群。サントリーの監督だったエディーが敵ながらあっぱれと惚れ込んだのです」

と話しているように、実際にエディー・ジョーンズ氏本人からも、

「自分がラグビー界で経験した中で、ナンバーワンのキャプテンだ」

と言っていたようです。

ラグビーのドラマで俳優としてデビュー

冒頭でも紹介しましたが、廣瀬さんはドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)に出演していました。

 

引用:「ノーサイド・ゲーム:本格的すぎる“胸熱”ラグビーシーンを支える男たち 高橋光臣“テツ”、廣瀬俊朗“浜畑”…」

なぜ元ラグビー日本代表である廣瀬さんが出演することになったのか・・・。

正直、俳優経験の全くないスポーツ選手が、関連のドラマに主要なキャストとして出演するということはほとんど前例がないはず。

これに関しては、このドラマで監督を務める福澤克雄さんからの誘いがあったからだといいます。

福澤さんはこれまでも様々な作品を手掛けてきた敏腕ディレクターです。

しかし、それ以前に慶應大学ラグビー部のOBだったんですね、そうつまり先輩からの誘いに答えたということです。

このドラマは多くのラグビー経験者が登場していました。

なので、試合の映像に関してはかなり臨場感溢れるものだったわけです。

あくまでドラマとして撮影しているため、「寄り」のアングルが多く使われていたことが迫力映像を実現させたんですね。

ドラマを見たことで、今までラグビーに馴染みのなかったような人たちから、「本物の試合が見てみたいと思った」という声が多く聞かれているそうです。

本の執筆や連載マンガの監修も、今後の廣瀬さんは・・・

現在、大学院に通っている廣瀬さん。

ドラマの撮影の間もまさに通っていたそうです。

つねに勉強に励む廣瀬スタイルは今でも健在ということですかね。

俳優活動については、今後どうするかは本人は明確な意向を示してはいないようです。

しかし、「ラグビー知的観戦のすすめ」を執筆(2019年9月)したり、「女性自身」で連載マンガ「ラガーにゃん」の監修を担当したりと、活動の幅は大きく広がりつつあるようです。

今後の活動として、間もなく迎える今年2019年9月のW杯、2020年のオリパラ、これらを盛り上げていくということに加え、子供たちがラグビーをやる環境の整備に携わっていきたいと語っています。

今後、いつどこで広瀬さんのキャプテンシーが発揮されるか、楽しみですね!

「ラグビー知的観戦のすすめ」 (角川新書) 新書 2019年9月刊
ラグビー知的観戦のすすめ (角川新書)

 

引用:「ラグビーW杯開幕に合わせて緊急発売「ラガーにゃん2」 廣瀬俊朗さん解説」

 

引用:「廣瀬俊朗氏 スペシャルインタビュー “生粋のキャプテン”だからこそ語れる日本代表への熱い想い」

 

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